家族、パートナー、会社で一緒に働いている同僚、仕事で関わるクライアントさん、プライベートの友だちや仲間。
1人の女性でも出会う場所によって、存在を思い浮かべた時に描く女性の印象が変わることもたくさんありますね。それだけ女性は色んな顔を持っているといえます。
その場所で求められている姿を演じなければやっていけない時、今日を生きる中で隠したくてもそうすることができなかった表情や言葉を出してしまっている時、生き生きして笑顔が輝いていて本能がそうさせている状態の時を切りとったものがその人の印象を作っているともいえますね。
どの姿であっても、その女性はその人であることは間違いはないのです。

五感鍼灸に来院していただいた方々と治療をすすめながらお話をさせていただくと、女性は移ろう春夏秋冬の季節のようなものだと感じます。
季節が移ろうように体調も気持ちも毎回違っていらっしゃいます。
身体を暖めながら頭やお顔、全身に鍼灸を施しマッサージをしていく時に体や頭の緊張が少しずつ緩んでいく過程を見守り。
眠たげで天井や外の景色を見ながら話す表情、目を瞑りながら体感していることを口に出して下さる言葉は縛られるものがなく、本来のその方が持っている少女の部分だったり母性だったり。
その方自身も忘れていた『私』についてをぽつりぽつりと話をしてくだいます。そこで見えてくるのはベールをとったその方らしさであり、私はいつもその姿を見てハッとさせられて、なぜかとても癒されています。

リラックスしている女性はとても魅力的に見えます。
誰かや何かに振り回されたりしない安心感や美しさに満ちていて力みがなくOpenにさらけ出している瞬間がお互いに心地良く豊かに感じ合えてとても幸せを感じます。
1人1人の女性の中にある、よどみのない生き生きとした泉のような生命力に触れている感覚なのではないかと思っています。
それがほんの一時でも、その姿は私の頭の中に残りパワーの源になっていることも事実です。
現代で生きている中、五感を働かせることを自然とできるような状況は減ってしまい五感を研ぎ澄ませることが特別なことや良い1日である証のようなものになってきていると感じます。
みなさんが良い1日だったと実感できるのはどんな1日を過ごしたらそう思えますか?
私は自分に嘘がない時や、無理をしていない状況の時にとても清々しく気持ちの良い心で満ちている自分でいられることに気付きます。
どこにいても誰といても無理がない自分の状態でいられたらこんな幸せなことはないですね。
今までたくさんの方の身体に触れたり、自分の病気や不調で向き合い気付かされることは本当に沢山ありました。悩みや葛藤といった長い過程の中で1点の光のような存在であり私を支えてくれていたもの。
それは『女性が癒されている姿』です。